帳票のCSVデータの読み方

ユーザーアカウントで入力した帳票データはCSV形式で保存されています。そのデータの読み方を解説します。

帳票のCSVデータをExcelで開いたところ(Excel 2019)

帳票CSVデータをエディターで開くことで、内部のデータを確認することができます。今回はExcelで開いています。Excelで開くと文字数が長大なセルが#(シャープ)の連続で表されることがあります。セルの幅を広げて、値が表示されるようにしましょう。

Excelで幅調整したところ

まずは、行(横向き)で見ていきましょう。次の表を確認してください。

行数内容
1行目各値のタイトル行
2行目帳票の1ページ目のデータ(入力項目と値)
3行目帳票の2ページ目のデータ(入力項目と値)
それ以降ページ数に沿った値が保存されていきます
行からみたCSVの値

次に列(縦向き)で見ていきます。次の表を確認してください。

列数タイトル内容
1列目ファイル名帳票のファイル名が記載されます。
2列目ユーザー名帳票に記入をおこなったユーザー名が記載されます。
3列目ページ数帳票のページ数が記載されます。行数-1で表されます。
4列目フォーム名1入力フォームで設定したフォーム名が記載されます。
5列目フォーム値1入力フォームに入力した値が記載されます。
6列目start1入力フォームに入力始めた時刻が記載されます。年/月/日 時:分:秒
7列目end1入力フォームへの入力を終えた時刻が記載されます。年/月/日 時:分:秒
以降フォームフォームの情報が、「フォーム名」「フォーム値」「start」「end」
の順に繰り返し表示されます。
列からみたCSVの値

6列目、7列目、またそれ以降の時刻は、ラピルスDXのサーバー時間を基準に記載されます。ご留意ください。

帳票を再編集した場合

後から入力フォームの値を再編集した場合

ラピルスDXには、一度作った帳票を再編集する機能があります。しかし、再編集の有無が後日わからなくなってしまう場合があります。CSVデータから再編集の有無を確認することができます。本ページの上部にあるExcel画像と、再編集を行った直上の画像では、「KD_年」、「KD_月」の値が編集されています。そのため、打刻時間が2時間程度ずれているのがわかります。また、「IMG_画像貼り付け」以下の時刻とも異なっていることがわかります。例えば、手書きサイン打刻よりも後の打刻のある入力フォームは無効である。などの判断をおこなうことができます。

参考ページへのリンク

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